インドネシア版


2021年7月30日 (金)

《トップニュース》

《経済》

  • 産業向けの無料接種開始=ジャワとバリで500万人対象
  • 銀行、活動制限で業績悪化を警戒=日系2行、上期いずれも増益
  • スタートアップの資金調達支援=政府、マッチング事業を開始
  • 8月に割引セール=最大76%、EC大手も参加
  • 米テスラ、環境負荷を考慮か=豪とのニッケル契約めぐり―エネルギー省
  • コマツ、油圧ショベルの新製品発売=都市土木作業用
  • 〔東南アジア株式〕大半が上昇(29日)

《社会》

  • 外務省、タイ邦人にワクチン接種=インドネシアも検討

《コラム・リポート》

  • 【アジア風・東京だより】天然か養殖か
  • 【ここがポイント! 人事・労務】第170回 雇用創出法~最低賃金規定の改定
  • 【ほっとたいむ】神話上の動物「バビルサ」発見
  • 【特派員リポート】プーケットでゴム園体験=新たなビジネスモデルに バンコク支局 東敬生
  • 【政界・深層海流】「演出家」不在が弱点 政治ジャーナリスト 田崎史郎

《シンガポール》

  • 中銀、銀行への配当制限撤廃=経済の回復見越し
  • サブスク型の生命保険=NTUCインカム、月額5ドルから提供
  • 電力卸売価格が高騰=天然ガス供給一部停止

《マレーシア》

  • 政権発表の勅令撤回、国王は承認しておらず=「権限を侵害」と激しく非難―王室
  • ワクチン接種完了者、600万人突破=28日時点で人口の18.7%に
  • 6月の国内生産者物価指数、前年比11.5%上昇=統計局
  • 証取ブルサ、収益過去最高=6月中間決算

《タイ》

  • 米2カ所の発電所買収、第3四半期中に完了=バンプー・パワー
  • 財務省、GDP予測を1.3%増に下方修正=新型コロナ感染の深刻化受け
  • EEC新規企業登録、1~6月は3445社=前年比6%増

《その他アジア》

  • 南シナ海規範、一部で暫定合意=「懸念」は維持―ASEAN会議声明案
  • 厳格な社会隔離措置、1、2週間の延長を検討=ホーチミン市党委が1日判断―ベトナム
  • 7月の鉱工業生産、2.2%上昇=新型コロナ響き、今年最も低い伸び―ベトナム
  • 「コロナ禍の五輪成功祈る」=フィリピン大統領がエール

《日系企業のASEAN進出速報》

  • 日系企業のASEAN進出速報

《自動車・二輪》

  • 自動車国内生産、16.0%増=半導体不足で回復鈍く―21年上期
  • 〔決算〕日野自、21年4~6月期は黒字転換=海外販売回復

《Japan/World Today》

  • 国内感染、初の1万人超=東京、神奈川、沖縄で最多―重症者も増・新型コロナ
  • 量的緩和縮小へ「事前通知」=コロナ変異株で波乱も―米FRB

《訃報》

  • 益川敏英さん死去=ノーベル物理学賞、81歳

《マーケット情報》

  • 三菱UFJ銀行 アジア通貨日報 2021年7月29日
  • アジア主要市場の株価指数(29日、カッコ内は前営業日比)
  • 三菱UFJ銀行直物為替公表建値 7/29
  • 上海メタル(29日)

《新聞各紙から》

  • 東京各紙朝刊(30日)

韓国2社、合弁でEV電池セル工場=投資額11億ドル、24年に量産開始

 【ジャカルタ=時事】韓国の現代自動車グループとLGエナジー・ソリューションの2社は28日、インドネシア首都ジャカルタ近郊の西ジャワ州カラワン県で合弁会社を設立し、電気自動車(EV)用電池の構成部品となる電池セル工場を建設すると発表した。年間生産能力は10万ギガワット時(GWh)で、2024年に量産を開始。投資額は11億ドル(約1200億円)で、現代自とLGエナジーが株式を50%ずつ保有する。現代自は国内でのEV生産へ向け急速にかじを切っているインドネシア政府の動きを踏まえ、西ジャワ州ブカシ県に建設した同国初の工場で22年からEV生産開始を予定している。

 現代自グループとLGエナジーの発表によると、両社は28日、ソウルのLGエナジー本社で合弁事業の覚書(MoU)に調印した。 調印式には現代自グループ傘下の現代モービス社のチョ・ソンファン社長とLGエナジーのキム・ジョンヒョン社長が出席し、インドネシア側からバフリル投資相とEV向け電池生産の国営持ち株会社「インドネシア・バッテリー・コーポレーション(IBC)」のトト・ヌグロホ社長もオンラインで参加した。

 工場の建設は21年第4四半期に開始し、23年上半期までに完了する計画。バッテリーセルは24年前半の量産開始を予定している。インドネシア政府は工場の安定操業を支援するため、さまざまなインセンティブや支援を提供する。

 工場の敷地面積は33万平方メートルで、フル稼働時にはEV15万台分に相当する年間10万GWhの「ニッケル・コバルト・マンガン・アルミニウム酸(NCMA)リチウムイオン電池セル」を生産する。 製品は、現代自グループ傘下の現代自動車と起亜自動車の2社が、グループ独自のEVプラットフォーム「E-GMP」をベースに開発したEVモデルに搭載する。

 カラワンでの工場建設は、インドネシアがEV用電池の主要原料であるニッケルの世界最大級の生産国であることや、カラワン周辺の交通網が発達しており、自動車、電子機器、物流、建材といった分野の工業団地も開発されていることを踏まえて決めたとしている。

 以前の地元報道によると、IBCは今年4月29日、LG化学とEV電池工場に関する基本合意書(HoA)に調印。インドネシア政府は供給先となる現代自と合弁事業の覚書署名へ向けて最終調整を進めていた。 この際には、工場建設地が西ジャワ州ブカシ県チカランと報じられていた。

 IBCには鉱業分野の国営持ち株会社「MIND ID(旧社名イナルム)」と石油プルタミナ、電力PLN、鉱業アネカ・タンバン(アンタム)の国営4社が参加している。

 現代自は、西ジャワ州ブカシ県に位置する総合開発都市デルタマス・シティ内のGIIC工業団地で昨年から新工場の建設を開始。30年までに総額15億ドルを投じてEVと燃料自動車を生産する計画で、当初は22年から年間生産能力15万台で稼働する予定となっている。

 インドネシアは22年から国内でEV生産を本格的に開始し、25年にはハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHV)を含めたEVの市場シェアを25%とする目標を掲げている。 EV関連では今年6月、北マルク州南ハルマヘラ県オビ島で国内初となるEV用電池の材料工場が稼働を開始した。中国鉱山会社の寧波力勤資源科技開発(浙江省)が参加する国内初の高圧硫酸浸出(HPAL)法を用いた事業で、EV電池の材料となる混合水酸化沈殿物(MPH)を生産している。